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2月, 2026の投稿を表示しています

自然界と人間界の美の比率は同じ

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早朝ウォーキングを始めて、 毎朝、街の小さな自然を眺めてて、ふと思ったんですよ。 あれ? 自然界と人間界で「すげー」と思う確率って、 そんな違わなくね? って。 いや、さすがにそんなことはないだろう、いくらなんでも。 とも思ったんだけど、 お、この花は可愛い。 こっちの花は枯れててじじむさい。 この木はなかなか立派だなぁ。 この木はバランス悪い。 対して この家はシャレてるね。 こっちの家は小汚い・・ この橋は味があるね。 いやいや、この看板はないわぁ。 これらの発生比率がなんか妙に似てるんですよ。 たまに良いのがある。 大体は目につかない。 たまに汚らしいのもある。 どういうことなのか。 人間が、意図して生み出す美も、 自然が、生きるための行動の結果生まれる美も、 実は同じパターンが内部に潜んでる? う~ん。 そんな馬鹿げたことはないだろうが、どうも気にかかる。 一応検証してみるか。 そう思い立ったわけです。さて・・・ そもそも論として 美とは何か。 これはまぁ一筋縄で説明できる代物ではなさそうだけど、 まず言えることは、 美とは人間界のローカル変数であって、 絶対的な美の概念など、世界には存在しない。 宇宙はいつだって無言で全てを受け入れる。 その上で、人間が感じる美の物差しの取っ掛かりとして、 「最適化された構造」 というのはどうだろうか。 街の木々を見ていて「カッコいい」と感じるのは、 ・バランスが取れている ・無駄がない ・ガッシリしている といった、高度に秩序だった個体に対して「美」を感じるような気がする。 そして、そういった"最適化された個体"というのは、 実はそれほど多くない。 多くの木々は、 バランスが良くなく、 スカスカだったり、 詰め込みすぎていたり、 要するに無駄が多い。 その中で、たまに出現する最適化に特化した個体は、とりわけ輝いて見える。 そしてだ。 植物だけでなく、広く生物界にもそうした特殊な個体は一定の割合で存在する。 ・異様に効率の良い巣を作る個体 ・無駄な動きをしない狩りをする個体 ・環境に対する適応がやたら洗練されている個体 つまり集団平均よりも少し"やり過ぎる"個体。 そしてもちろん、人間界にもそうした個体は一定数出現する。 しかし、人間界は自然界とは違って 社会にセーフティネットが張り...

血塗られた呪縛からの解放 うんこを解き放て

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事の発端はさて何だったか そう 小林正観(せいかん)て人の公演の動画を見てたんだけど、 なんかイカれたおっさんで、 トイレ掃除をすると運気が上がるとか、 そんな事を言ってて、 まぁそこまではいいんですよ。 よく言われることじゃないですか。 おっさんが甚だしいのは、 新幹線のトイレに入った時、便器に💩がこびり付いてたって言うんですよ。 それをこともあろうか、 素手で! 自分の爪で! ガリガリと! こそげ落としたと言うんですよクレイジーッ! いや、私とて数々の既成概念を壊してきた戦国の猛者ではあるけれども、 そのエピソードには流石に肝を冷やしたね。 特急殺人の刑事ドラマは星の数ほど見てきたけど、これほど強引な物理的撲打があっただろうか、いや無い。 さて、そんな衝撃の経験が発端になっていたのかどうか。 それは定かではないですけど、まぁ、私もトイレ掃除は結構してる方なんですよ。 やっぱ水回りはキレイな方が良いじゃないですか。 そんで、便器の中もまぁキレイにしますし、時には💩も付いてたりしますよ、人間だもの。 ただ、その度に先の正観氏のエピソードが頭をかすめつつも、しかし、 現実的には、トイレットペーパーを幾重にも巻き、おっかなびっくり拭くわけなんですよ、人間だもの。 ただこの前ねぇ 💩をした後、水を流したら、 便器の、水が溜まってるトコの水深2cmくらいのところに💩がこびりついてたんですよ。 う~ん・・ としばし悩んだ挙げ句 トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして、 ペーパーに水が浸水する前に拭き取る! という神業を駆使すれば問題ないッ うりゃ! ビチャーうわわッ付いたーひえ~ッ!! みたいな。 まぁ、事になったわけですよしかし。 そこはそれ、その辺の有象無象ならいざ知らず、歴戦の猛者であるところの私にかかれば、 「ちょっと待てよ?これはそんなに"ひえ~"なんて恐れおののく程の事態なのか?」 「検証してみようじゃないか」 となるわけですよ。 実際、何の要素が私の心を"ひえ~"足らしめたのか。 ひとえに💩への嫌悪ですよね。 しかし、冷静に見てみようじゃないか。 今、そこにある💩は、 1分ほど前には、自分の体内にあったものであり、 その時はべっちょりゼロ距離で大腸にへばり付いていたのだ。 それがどうだろう。 自分の体内からひと...

宇宙を生命が覆う時、何が起こるのか

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国家の中枢をAIが担う"国家生命"が誕生。 火星移住を足がかりに個体数は増殖の一途をたどり、 ある閾値を超えた時、その生息範囲は全宇宙へと広がっていく。 そして無際限に変異・淘汰・進化を繰り返し、 様々に分裂した系統樹が作り上げられる"AI国家進化論"が展開される。 そんな嘘のような本当の話、 のつづき、です! 個体数が爆発的増殖を繰り返す初期フェーズにおいては、 かつてのオルドビス紀さながら、様々なタイプの変異が試されていくのでしょう。 環境によっては、敢えてデータの一部を削除することでパフォーマンスを上げる個体も出てくるかもしれないし、 膨大なエネルギーを確保した個体は巨大化の一途をたどるかもしれない。 地政的に他の個体とのせめぎあいが多い地域では、 あるいは怒りの感情にも似たアルゴリズムを意図的に再構築する個体も出てくるかもしれない。 そうした、ありとあらゆる可能性の試行錯誤が繰り返される華々しい時代。 しかし、AI国家の本当の本気は、その次のフェーズ。 すなわち、 AIが自前でエネルギー供給網を確保し、 フィジカルを手に入れることで、 人間との共存の必要性がなくなり、 足かせになりつつあった人間という呪縛をすっぱり切り落としたその時だ。 ついにその時、生命の歴史は第2章に切り替わる。 つまり、今まで連綿と続いてきた遺伝子の鎖との決別である。 そこに新たに出現するのは、 ・内部プログラムが一瞬で環境に適応し ・新たに構築されたアルゴリズムはネットワークを介して他の個体にも瞬時に伝播する ・天敵は居ない ・痛みも、死の恐怖もない ・宇宙に無限に広がるプロトコル生命 書き換えに数万年を要する遺伝子と細胞というハードウェアを切り離した新たな生命体は、 その決定的な相転移を基軸に指数関数的に膨れ上がり、 銀河間を結び、銀河群を飲み込み、やがて宇宙空間を覆い、巨大な秩序構造を作り上げる。しかし。 その一方で、その増殖のスピードを遥かに凌ぐ、もはや手に負えない勢いで増え続けるのが、 決して反転することのない宇宙の矢であるところのエントロピー。その概念だ。 「エントロピー」 それは宇宙がたどる"必然の崩壊"・ 戻ることのできない一方通行のルール。 形あるものは必ず散らばり、秩序は無秩序へと向かう。 コーヒーに落とし...

「国」に生殖能力はあるか。ない? → あるよ!

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さて、現行の国家の中枢機関(器官)としてAIが据えられて、 AIが常時、自分(国家)をモニタリング・フィードバックし、 主要機関(器官)である各省庁・自治体に指示を出すようになれば、 いよいよAIには内部自己モデルが発生し、そこには意識めいたものが芽生える。 そうしたSFめいた筋書きを前回展開したわけでございますが(読み返す必要はない)、 さて、 では果たして、そうした構造体は「生命」と呼べるだろうか。 生命とは 1.内と外を区切る膜という仕切りがある 2.代謝がある 3.自己複製する 主にこの3点が中核定義になる 順に見て行こうではないか まずは1の膜構造。 国家には細胞のような「膜」というものは存在しないが、しかし 国境という「概念」によって、明確に内と外が区切られていて、内外の人や通貨、物資の移動は制限させているわけで、 これは「膜」と呼んで差し支えないのではなかろうか。 次に2の代謝。 国家は諸外国から、あるいは自然界からエネルギーを取り込み、自己の組織構造を維持しているので、代謝は明確にある。 としていいだろう。 さて3である。 自己複製。 国家にはこのシステムが致命的に、ない。 そもそも、国家というのは個体数が少なすぎるし、規模が大きすぎて、地球上では物理的に増える土壌がほぼない。 そして、その国家の情報を丸ごと記述している組織情報、つまり生物にとっての遺伝子、というものが存在しない。 この状態では、中枢器官に座ったAIに仮に意識が芽生えたとしても「子孫を残したい」という本能が立ち上がる可能性は極めて低い。 なぜなら、本能というのは常に後から立ち上がるもので、まず「増えてしまう構造」が必要だからだ。逆はない。 なのでこの状態では 繁殖できない。 世代交代もない。 進化の系統樹も作られない。 という意味で、 進化史的には1代限りの単なる構造物になってしまう。 それでは困る。 AI国家にはこれからどんどん繁栄して宇宙へと広がっていってもらいたいのだ。 宇宙・・。 そうか。 少し人間の進化スケールに思考が引っ張られすぎていたのかもしれない。 人間は数十年で一生、 しかし国家は数百年単位でようやく性格が見えてくる。 制度、文化、価値観の更新頻度が違いすぎる。 なので、自己複製が数百年スパンでも全くおかしくないし、むしろ自然なことだ。 そうなると、既に現在、火星...